「伝統あるベンチャー企業」
それが私たち、高砂食品です。
高砂食品は創業から115年、世界遺産・白神山地の伏流水に恵まれた土地で、うどん、そば、中華そば、米粉麺、パスタなどの生麺、半生麺、ゆで麺を中心とした商品を製造・販売する麺の総合メーカーです。青森りんごの食物繊維を麺で包んだものや、十三湖しじみ、田子ニンニク、陸奥湾産の焼き干しや帆立などの味わいが凝縮されたスープが人気のラーメンシリーズなど、こだわりの商品は100種類以上。特に青森県産食材に着目した商品開発に力を入れ、産官学連携にも積極的に取り組んできました。こだわりは他にもあります。麺づくりを牽引しているのは製麺技能士という国家資格を持つ職人たちです。また、水、小麦粉、油、空気などに電子をチャージさせるシステムを9年前から導入し、良質で安心・安全な商品づくりに取り組んでいます。
おいしさを追求するための基礎研究は工場に隣接する研究所が担い、これまでに麺の中に別の素材を包み込む「多層麺」や、手打ち麺に近いコシと滑らかな食感に仕上げる「超多加水麺」の製麺方法2つで特許を取得しました。独自の高温殺菌製法によって常温で100日間という長期保存ができる「なべ焼うどん」の開発は、営業エリアを拡大し、非常食としての可能性をもたらしています。商品は主に東北6県のスーパーや小売店などで販売されますが、PBブランドでの採用や、関東地方の大手企業が経営するレストランへの納入なども行っています。さらに、出品基準や品質管理が厳しいことで知られるテレビショッピングにも進出。当社のこだわりを知っていただくことで、売り上げは順調に伸びています。
高砂食品はこれまで、商品開発にしても販路拡大にしても伝統を守りながら新しいことに果敢に挑んできました。私の言葉で言わせていただければ、「伝統あるベンチャー企業」であると自負しています。これからはさらに、安心・安全な商品が求められるでしょう。繰り返し買っていただくためには、良いもの、おいしいもの、価格が手頃なものを提供していかなければなりません。もちろん、こだわりも必要です。そんな私たちが求める人材は、3つの経営理念「全従業員の物心両面の幸せを追求する」「お客さまの要望に応える」「地域社会に貢献する」に共感いただける方です。「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせる人間的な魅力に溢れる皆さんと一緒にチャレンジしていきたいと思っています。